平成23年 山行記録

スノーシュー山行
(武尊山の家〜湯ノ小屋温泉)

 日 程  : 平成23年2月25日〜27日
 パーティ : 遠藤(博)、高橋、水野 


 
  

   2月25日20:30分に小見川役場を出発、例年通り沼田インターでおりて道の駅で仮眠する。
早朝から宝台樹スキー場を目指す。スキー場の登り坂で渋滞しており、停車後の発進でタイヤが滑り困ってしまった。すぐに「お助け隊」の人が来てくれ、道路に砂利を敷いて助けてくれた。近くの駐車場でチェーンを装着しようとしたが、何とチェーンを締めるゴム輪が入っていなかった。購入以来始めて使用するのに部品が足りないとは、皆に散々怒られてしまった。佐藤さんのチェーンを借りて何とか山の家へ着くことができた。
山の家の駐車場で支度をして出発する。目標地点は湯の小屋温泉である。去年下見に少し歩いたゴルフ場を横切って行くと水上高原スキー場に出る。ゲレンデを外れた森の中にコースを取り歩いていたのだが、パトロールの人に見つかってしまい、我々の進行方向はこの先から進入禁止との事で絶対入らないよう注意された。仕方がないのでスキー場の最下部までゲレンデを滑り降りる。
 地図でコースを見定め、スキー場から脱出する。広々した斜面の登りとなる.
どうやらゴルフ場のコース上を登っているらしい。登りきると左前方に笠ヶ岳を望む気持ちの良いところに出たので、ここで大休止として昼食を取る。右手には通り抜けてきたスキー場の上部のゲレンデが森越しに見えている。内田さんに電話をしたり、記念写真をとったりして寛ぐ。
この辺りから湯の小屋温泉に向かって滑り降りるのだが、降りだしの尾根が分かりずらい。地図を何度も見ながら慎重にコースを決める。けっこう樹が多く、気持ちよく滑り降りる自信は持てなかったので、シールを着けたまま下る事にした。ある程度降りると尾根が入り組んで分かりずらくなる、歩いたり、ずり落ちたりしながら進む、そろそろばてて来た頃、先頭を行く遠藤さんから道路が見えたと声がかかり、終了となる。コース上では大丈夫かなと自信はなかったが、出た所は地図で予定した地点にぴったりだった。
湯の小屋温泉でゆっくり温泉に浸かりフィナーレを飾るはずであったが、入った温泉が過去最悪の温泉で、すっかり興ざめとなってしまった。
佐藤さんが車で迎えに来てくれ、山の家へ戻って、スキー組の人達と合流した。
夜は毎年恒例の宴会を楽しむ。2日目は高橋忠さんと内田さんが加わり、山の家の裏の斜面を眺めがよいところまで登り、谷川連峰を眺めながらお茶にしてのんびり過ごす。内田さんを除く他のメンバーは忠さんの山スキー訓練の為、裏山を登って行った。
山スキーの仲間がまた一人加わった。内田さんも不死鳥のごとくよみがえり、また来シーズンの楽しみが増えた合宿であった。

 スノーシュー山行を行うようになってから7年目になる。毎年、関さんの奥様の実家である山の家で、スキー組の人達と合流して楽しい夜を過ごさせて貰ってきたが、本年で山の家は廃業する事になったと聞きました。非常に残念ですが、スキー人口の減少等、時代の流れで仕方ない事なのでしょう。
これまでお世話になった、山の家の皆様に感謝申し上げます。