平成26年 山行記録

利尻山

 日 程  : 平成26年9月31日〜10月3日
 パーティ : 
宮内   記録:宮内


 

 

羽田空港を31日の10時ごろ、稚内空港に向かって出発した。一時間半ほどで空港に着いた。路線バスに乗り利尻島行きのフェリーターミナル向かう。30分ほどで着いた。出発時間が2時間ぐらい有るので港の近くで海鮮丼をたべた。ターミナルが時間になると人でいっぱいになってきたが、前もって予約をしてあるので心配ない。意外と船のスピードが速い。利尻山が円錐型の島であるのがわかる。天気快晴、暑い。
 1時間40分ぐらいで島に着いた。鴛泊港からペンションのお迎えの車で15分で宿に着きました。さっそく宿の温泉に入り、利尻の海の幸を夜食べる。夜、早めの就寝。

 10月1日、朝、宿の車で登山口まで送ってもらう。このあたりはキャンプ場になっている。針葉樹林の中に入り「甘露泉」で水を補強して登りにかかる。しばらくトドマツ主体の涼しい樹林帯を歩く。五合目からダケカンバ帯に移りミヤマハンノキが
混じる林中をジグザクに登る単調な道となる。所々で視界が開ける。眼前に長官山を見上げる。七合目だが、頂上の鋭鋒は、まだ見えない。そこから避難小屋まで傾斜は緩み再び急になると周囲に花々が目立つようになる。避難小屋で早めの夕食にして、水平線に沈む夕日を見に行く。暗くなると天の川と星の正座がとても大きく見える。

 10月2日朝2時に避難小屋出発。ヘッドランプの光を頼りにもくもくと歩く。足元は不安定になっていく。登山道は深くえぐられ、ズリ落ちる火山礫をこらえての登りとなる。しばらく耐えつつ上り詰めると高度感あふれる利尻山北峰に午前4時に着いた。
 頂上はまだ暗い気温5度風も少し有る。羽毛の上着と帽子と手袋で寒さをしのぐ。5時ぐらいになると、水平線あたりが明るくなってきた。日の出は何時見てもすばらしい。島の全体が見えてきた。水平線も360度まるく見える。地球が円だと実感した。頂上に小さな祠がまつってあった。海に利尻山の影がはっきりと、映っていた。下山して朝食は避難小屋で食べることにした。下りは火山礫でズリ落ちる危険があるので慎重に下る。小屋まで来れば大丈夫。ゆっくり食事を取って下山に来た道を降りる。
 登山口に午後2時ごろ着いた。しばらくして宿の車が迎えにきてくれた。今日は同じ宿に泊まりなので気持ちが楽である。温泉に入り夕食はビール、つまみにほたて、うに、ホヤ、どれも絶品だ。

 10月3日、今日帰るので稚内観光をします。納沙布岬から宗谷岬までタクシーで回ってきました。銚子駅着20時ごろ帰宅した。