平成26年 山行記録

御岳山〜大岳山

 日 程  : 平成26年10月19日
 パーティ : 
佐藤(健)   記録:佐藤


 

 

しばらく山から遠ざかっているので、復帰のリハビリも兼ねて奥多摩に行ってきました。単身赴任先の川崎市多摩区から、所用で銚子に帰らない週末を利用した手ごろな日帰りハイクですが、私には久々です。数年前に、故郷の山形にある白鷹山(994m)に息子と登った際の下りで、右膝裏に耐えがたい痛みを感じたことがありました。そのため、今回は情けないのですが、登山用ポールを片手に、膝にはサポーター、タッパーにはテーピングテープを入れて準備万全です。

 当日はおだやかに晴れ上がり、青梅線御嶽駅からロープウエイに向かうバスは乗りきれないほどの混雑ぶり。アパートから2時間ほどでロープウエイを降り8:30出発。こんなに近かったとは!近くにレンゲショウマの群生地があり、夏にはフォトコンテストなどの祭もある由、花は知らないけど気になります。まずは、御岳山山頂(929m)にある御嶽神社まで観光地の中を足早に。神社前の石段がほどよい準備運動になりました。登山の安全を祈願し、一旦石段を引き返して大岳山へ。
 しばらくはアップダウンが少ない林の中をのんびりゆっくりと。大岳山手前からは岩場やクサリ場が現れて山らしくなり、11:00大岳山(1,266m)到着。頂上は南西に展望が開けていますが、あいにく富士山は、薄雲からほんの少し頭を出しただけ。紅葉はまだまだでも心地よい日和で、おにぎりを広げる場所を見つけるのに苦労するほどの賑わい。

 下りは調子が良ければ別尾根から奥多摩駅方面に下る事も考えていたものの、膝が少し痛くなり始めたので無理せず来た道を引き返しました。まだ登ってくる人も多く、外人さんもちらほら。ここはやはり「コンチワー」でいいか。途中から沢沿いに整備された道を"御岳山ロックガーデン"へ寄り道。看板には"東京の奥入瀬渓谷"。本家には劣るのだろうけれど、沢沿いの苔むした岩や綾広の滝などいい雰囲気で、天狗岩、七代の滝なども見て周り、14:30ロープウエイに無事到着。

 休憩を含め6時間。ガイドブック以上のコースタイムに体力の衰えを感じましたが、さらにそのあと恐れていたことが起きました。ロープウエイからバス停への戻り道、勾配のある車道をちょっと下るだけなのに、足を出すたび右膝裏に今日一番の激痛が!来月の銚子マラソン、10kmにエントリーしてしまったことが頭をよぎりました。
こんなんで山もマラソンもダイジョウブか?