朝6：00に小見川役場を出発し、約3時間で駐車場に到着。私にとって初めての銀嶺山岳会での山、そして初めての岩トレにドキドキ、ワクワク。
御岩山は誰も来たことのない初めての山だったため、岩場がどこにあるのかよくわからず、地元っぽい方に道を聞きながらなんとか目的の岩場に到着。
最初にロープを張った岩は濡れている場所が多く、ホールドも少なかったのでなかなか登れない。私は一回目の挑戦ではほとんど進むことができず降りてしまったが、このままでは終われないと思い、再度挑戦！二度目は自分が思った以上に進む進む！どんどん登って行くことができたのだが、高く登ってしまった分降りるときが恐い・・・。それでも自分でも満足のいくスタートを切ることができた。
その後、他の場所にもロープを張りなおし、何度か上り下りの練習。途中、すぐ隣の岩場に来た方がなんと宮崎さんのお知り合いの方。数年ぶりの偶然の再会だったとか。そこも使わせていただきながら、最後に懸垂下降の練習に入る。
それまで恐怖心はほとんどなく岩に挑戦できていたのだが、ロープに自分のすべての体重を任せることがなかなかできずに、しばらく岩の上で恐怖心と葛藤していた。メンバーからの優しかったり厳しかったりのエールに後押しされ、なんとかゆっくりと岩を懸垂下降で降りていくことができた。足が地面に着いたときは、それまでの緊張がほぐれた安堵感と、恐怖に勝った達成感で、何とも言えない喜びを感じていた。
帰りは一旦頂上まで登り景色も楽しみながら、16時には下山開始。何もかもが初めてのことばかりでわからないことだらけだったが、新しい山の魅力を知ることができた一日になった。
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