平成26年 山行記録

守門大岳

 日 程  : 平成26年4月16日〜18日
 パーティ : 
宮崎、高橋(忠)、遠藤   記録:遠藤


 

 

16日、小見川20時集合で出発、北関東から上信越道を走り湯の丸SAにて仮眠を取る。6時頃小出インターを出て守門村を抜けて7時位に登山口に着く。前回来たとき同様橋の少し手前で除雪が終わり、ここでストップ。他に車が2台止まっていた。

 スキーにシールを付け、7時半に歩き出す。日帰りなので荷も軽い。天気は曇りだがまずまずだ。橋を渡って左上のほうに登っていくと林道に出る。林道沿いに登っていくと今度は右に回り込み、広くて平らな牧場みたいなところに出る。ここを突っ切って行くと、谷筋に入り狭い所を登るようになる。少し開けてきて左上の方にトレースが伸びている。前回はこのまま進んで右の尾根に上がったが、トレースどおり左側を行く。尾根上に上がり暫く行くと広い尾根に出、見晴らしもいい所に出る。大岳の頂上はガスって要るようだ。ここから先に行くと少し下りになり、保久礼小屋に着く。

 10時だったか。ここから先は樹林の中の急登になる。尾根はまだ広いのでジグザグを切って登っていく。キビタキ小屋前10時50分到着。小屋は埋まっており屋根しか出ていない。ここで休憩、行動食を取り出発。だんだん尾根が狭くなり少し緊張する所があったが、難なく通過。ここを過ぎると尾根も広くなり雪原のダラダラ登りだ。頂上も近い。宮崎さん、忠さんは相変わらず元気だ。だんだん離れていき、ガスの中に消えていった。近いと思った頂上もなかなか着かず、後ろから来た単独行の人に抜かれてしまった。ようやくガスの中に人影が見え頂上到着。12時20分。見晴らしも悪く早々に下山準備、シールを剥がして滑り出す。広い尾根を快適に滑る。宮崎さんも忠さんも気持ちよさそうに滑っている。先程通った痩せ尾根の所を慎重に滑りキビタキ小屋前に着く。滑り出したら降りてくるのは早い。ここで一息入れまた滑り出す。

 樹林の中、保久礼小屋まではすぐ降りる。ここから少しの上り返し、私は板を付けたまま登ったが、宮崎さんは担いで上がってきた。ここから先はツアーコースの様なダウンヒルが続く。最後の谷の狭くなった所でアクシデント。勢いつけて前の斜面へ上がったら、ボキッと音がし、良く見たら左の板のビンディングの前15センチぐらいの所が膨れ上がっている。経年劣化か、20年も使っていたら弾力性も無くなるか。幸い滑走面は傷がないので静かに滑り降りる。車の所には14時30分ごろ到着。
 明日は銀山平から道行山へ登って帰ろうと言う事でそちらに向かう。途中守門温泉で汗を流し奥只見シルバーラインの、ながーいトンネルを抜け銀山平に着く。周りはまだ雪だらけ。船着場前の方が除雪してあり乾いてもいる。ここにテントを張る。ゴールデンウィークから営業開始と言う事で周りには人影もない。車も通らない快適な所だ。勿論楽しい夜になったのは言うまでもない。

 18日、明け方から雨、ポツポツ降ってきた。外に出て見ると上の方はガスっている。今日は中止にしましょうかと宮崎さんの声。願ってもない、喜んで賛成。少しゆっくりしてから撤収して、観光でもして帰りますかと言う事になった。只見ダムへ行ったが雪で上へは上がれず、観光センターに入ると、店の主人がお茶を出してくれた、客は他におらず少し話をして市内に戻る。観光センターへ行きパンフレットを見ていると、幕末の彫師「石川雲蝶」さんの遺した、欄間や天井画のあるお寺が有るとのことで、永林寺、西福寺と二軒回ってきた。西福寺の天井画は見事であった。皆さんも機会があったら寄ってみたらいかがかな。

コースタイム
17日
二分        7:30
休息        8:25〜8:35
休息        9:40〜9:55
保久礼小屋    10:05
キビタキ小屋   10:50〜11:05
大岳        12:20〜12:40
キビタキ小屋    13:00〜13:40
二分        15:05