平成26年 山行記録

名実共にのスキー合宿(宝台樹)

 日 程  : 平成26年2月14日〜16日 、3月1日2日
 パーティ : 
永井、佐藤 (スキー) 、水野、遠藤、宮崎、高橋(忠)、井上 (山スキー)  記録:佐藤


 

 

 「天災は忘れた頃にやって来る」と言われたものだが、最近では忘れる間もなく日本各地で災害が多発して、今又、御嶽山が痛ましい。自然の中で遊ぶ山旅で災害と遭遇はしたくないといつも思う。運を天に任せる他に凡人の考える事は、天気予報を見る事位かもしれない。

 15日 その天気予報は最悪であった。関東各地は大雪警報で、銚子は雨。出発時の3時頃は大雨に変っていた。水野さん達、山スキーグループは前夜発の筈で宿が予約のスキー合宿とあって、永井さんと自分に中止の選択は何もなかった。
その後の情報では各地共大雪になり、関越道は通行止め、北関東道も止っていたが最悪、下道をと言う事で空港北ICへ向う。北関東を行ける所迄と思い乗ってガッカリ、一区間で降ろされてしまった。そこから氷雪でデコボコ、大渋滞のR50号をノロノロ、ガタガタ。大型、小型問わず立往生の車が多く、切れたチェーンも又いくつも落ちていました。

 昼食は「こんな事もあろうか食」を食べ、諦めの境地で遠藤さんに電話する。聞けば「赤城方面に向ったら道路もナダレで通れず、R50に引き返す所だが大渋滞に巻き込まれている」との事でした。時間だけが進み、車は遅々として動かない。交通情報ではいつ動くかわからない立往生の事態が多発していると言うし、水上には夜になっても着けないと思えてきた。水野さんから電話、「今回は中止にしよう」と言う事で関さんとも連絡を取り、中止決定。

 それからが又一苦労でした。Uターンする次の信号が見えているのにそこに着くのに小一時間。ようやく帰途につき、車に乗りっぱなしの一日が終わる。自分達が銚子に戻って更に2時間遅れで、水野さん達も帰って来られたと言う事です。お疲れ様だけのスキー合宿でありました。

 スキー合宿、中止はあまりにも残念なので2週間後の土日、永井さん関さんと3人でスキーをして来ました。小林さんがいなくなり、スキーを楽しむスキー合宿のメンバーも遂に3人になった次第です。
 両日共に、天気は曇りでガスが多く上のゲレンデに行くとホワイトアウト状態なのでメインコースとお気に入りの白樺ゲレンデを主に滑る。永井さんと関さんが並んでリフトに乗る後姿を見ていると、今日スキーに来て良かったな、としみじみ思う。天気のせいもあり、早めに上がり宿で寛ぎ、内田さんが差し入れてくれた名酒をごちそうになりました。
 冬山合宿に通っていた頃あこがれた「こたつでミカン」も今は昔。普通に一緒に過ごす事の意味、大切さが今は一番いいと思えたりする、ささやかなる今年のスキー合宿でありました。