２５日
小見川役場を１８時集合で出発し、笠間ＰＡで夕食を取り、沼田ＩＣから白沢道の駅には２２時頃に到着し、いつも宿泊している場所が空いているため宿泊場所とするが、夏休みの為か車中泊の車も１０台位は有りました。
２６日
朝食後に大清水に行くと、駐車場には前日から止めた車も有りましたが、駐車スペ−スは十分に空いています。車の所で準備をしていると、尾瀬沼に行く登山者の車が来て、早々と出発していきます。奥鬼怒林道を、途中で１回の休息を取り入渓地点まで歩きます。入渓地点は林道がヘアピンカ−ブになった所で、此処のガードレールの切れ目から降りて行きました。明確な踏み跡は有りませんでしたが、沢までは問題なく降りることができました。
遡行図によると、降りると支沢に突き当り、そこを下降して行くと北岐沢に出合うとなっていたので、沢装備を着装後にしばらく下りましたが、北岐沢には突き当たりません。ＧＰＳで確認すると、そこは北岐沢であり間違いに気付いて、登り返すと入渓地点の直ぐ先に支沢が現れ、我々は遡行図よりも左側を下降した様です。
沢は、適度に滝も有り楽しい遡行で、途中では２回ザイルで確保しての登りと、15Ｍの大滝の所は登れないため巻きましたが、巻いた後の下りは手がかりが少なく悪いため、懸垂下降で降りました。
15Ｍの大滝を過ぎると、ナメ滝の所も有り綺麗な沢で、途中の休憩時に３回竿を出しましたが、釣果は０匹でした。
魚のいそうな沢でしたが、遡行の時にも岩魚の影を見ることは有りませんでした。
他の遡行記録を見ても、岩魚のいそうな沢とは記載されていましたが、釣れた記録は無いので、やはり岩魚のいない沢なのかも知れません。
途中でテン場になりそうな所を探しながら歩きましたが、結局は遡行図に有る1790Ｍのポイントが一番良いテン場でした。
たき火の跡も有りましたが、それほど宿泊者も多くないのか、マキは簡単に集まりました。
たき火の所で食事をしましたが、大行沢と違い岩魚が無いのが少しさびしかったですが、たき火を囲んでの食事は、やはり楽しいです。夜の１０時頃から雨が降り出し、翌日の８時頃まで降っていました。出かける前の予報では、雨マークは無かったしなんで降るのでしょうか。
２６日
朝は雨のため、テント内での朝食となり、ラジオで天気予報を聞くと新潟から群馬の山岳方面は、朝まで雨が残るとのことで、コ−スタイム的にも出発を遅らせても大丈夫と思い、遅い出発としました。
水量は昨日より少し増えましたが、遡行するのに問題になる量では有りませんでした。
初めの計画では稜線に出た後は、猿沢を下降し奥鬼怒林道に出る予定でしたが、水量も少し増えたので知らない沢の下降は安全を考慮して中止として、尾根道を大清水まで降りることとしました。
今日の沢は、源頭部のため段々と水流は細くなり、枝沢も多く現れましたので遡行図で確認しながら歩くと、間違わずに小松湿原に出ました。
湿原の脇は、泥沼状態で沢靴も泥だらけになってしまいました。此処からしばらくは踏み跡も有りませんでしたが、登って行くと赤テ−プが有り辿って行くと登山道に出ました。
ここからは、稜線歩きのアップダウンを繰り返し、奥鬼怒湿原に到着しました。
奥鬼怒湿原には登山者がいるかと思いましたが誰もおらず、今回の山行では誰にも会うことは有りませんでした。
湿原からは奥日光の根名草山や燧岳が眺望でき、草紅葉が少し始まりかけ、秋の気配を感じさせてくれました。
奥鬼怒湿原から物見山まで登り返し、物見山からは急激な下りで、疲れた足腰には負担が掛かりました。
丸太橋の有る湯沢出合で最後の竿を出しましたが、やはりだめです。此処から少し歩くと林道に出て、そして林道をしばらく歩くと、大清水に到着しました。
帰路は白沢道の駅で入浴と夕食を取りましたが、何時も宿泊させていただいているので、此処の良さを紹介します。
此処には、温泉（望郷の湯）が有り、露天風呂の所（屋外）にも洗い場が有る温泉で、暑い時には外で体を洗うのは気持ち良いですし、食堂からは片品川河岸段丘（地学的にも有名だそうです）を眼下に赤城山や上州武尊等の山々が眺望できる所です。
２６日
大清水 6：55
休息 7：50〜8：00
北岐沢出合 8：45〜9：05
４段10Ｍ下 10：30〜11：00
休息（釣り） 12：15〜13：15
休息 14：00頃
テント場（1790Ｍ） 15：00
２７日
テント場 8：30
奥二又 9：10〜9：20
登山道 10：00〜10：20
休息 11：25〜11：35
奥鬼怒沼湿原 12：40〜12：50
物見山 13：25
休息 14：10〜14：20
湯沢出合 15：15〜15：45
大清水 16：25
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