平成25年 山行記録

水無川本谷-塔ノ岳(沢登り)

 日 程  : 平成25年5月17日夜〜18日
 パーティ : 
宮崎、高橋(忠)


 

 

山スキーも終わり、沢登りシーズン到来だ。まず手始めに近場の丹沢に行こうということになり、沢を二つ、二日の予定で計画したのですが、20日(月)に私の甥の結婚式があり、前日もいろいろ用事があったため、夜行日帰りで水無川本谷だけということになりました。表丹沢を代表する沢でほぼダイレクトに塔ノ岳に突き上げる初級者向けの沢のようです。

 夜、水無川に沿って林道を走っていくと、作治小屋を過ぎた辺りから光るモノが車の前を横切っていく。数頭の鹿の目が光っていたのだ。林道終点に戸沢山荘があり、そこで車中泊することになった。どうやら我々だけのようだ。朝起きて、朝食をとっていると、単独の登山者が2人程、登山道を登っていった。山荘のすぐ下に戸沢キャンプ場があるので、そこへ行ってみると4,5台の車が止まっていた。朝早くやって来た登山者らしい。

 駐車場入り口のポストに駐車代200円を入れて、沢登りの支度をして、6:15 いざ出発。約10分位で入渓、堰堤を越えてしばらくすると、F1-10mだ。ちゃんとした標識があり、さすが人気の沢だと感じた。F2-6m、F3-10m、F4-6mと続き、本谷の顔F5-13mに到着。以前右側に設置してあった鎖は切れて垂れ下がっており、右側を巻いてF5の上へ出る。7:55。 標高870m付近を書策新道が横切っている。F5の先に沖ノ源次郎沢があり、さらにその先で木ノ又大日沢が入ってくる。どうやら沖の源次郎沢を見過ごし、木ノ又大日沢の方へ入り込んでしまい、また引き返してきたので、1時間くらい、時間をロスしてしまった。

 少し休憩して、10:05 再出発。F6-10m、F7-6mを超えるといよいよF8-25mの大滝である。F8上で休憩、11:10〜11:25。F8の上で二俣になり、右に行けばF9-10mだ。その上に古い堰堤があり、最後の詰めだ。丹沢は、鹿が増えすぎて山が荒れてきているそうだが、斜面一面、鹿の糞で覆われているような有様である。鹿の糞の上を歩くことしばし、12:23


 頂上のすぐ下の稜線の登山道にでる。5分くらいで、塔ノ岳山頂に到着。山頂に着いてビックリ! 沢登りは、我々2人だけだったのが、なんと山頂には、100人位の大勢の人がいた。しかも若い人が多い。山ガールもいっぱい。色とりどりのカラフルな服装。目の保養になる。パワーももらえる。我々2人だけが沢登りの格好で場違いのようだが、ちょっと優越感が湧いてくる。ここでゆっくりと休憩をし、登山靴に履き替えて、13:20 登山道を下る。
大倉方面へ帰って行く大勢の登山者と展望の良い稜線を歩き、花立山荘を通過。天神尾根分岐で我々は、天神尾根を下っていく。急な下りを速いペースで、ノンストップで戸沢まで。

14:25 戸沢キャンプ場到着。
さあ次はどこへ行こうか? イワナ釣り、沢での焚き火、楽しみがいっぱいだ。