平成25年 山行記録

会津駒ヶ岳・燧ヶ岳

 日 程  : 平成25年4月27日〜29日
 パーティ : 
高橋(忠)、井上、宮崎


 

 

27日
小見川役場20時集合で出発し、途中で雨に降られましたが、道の駅番屋でテン泊した時には止んでいました。

28日
 起床して周囲の山を見ると、昨年のキノコ山行の時と同様に、山は降雪が有り木々が白くなっています。
会長からは、視界が悪いと会津駒ケ岳の山頂からの下山時に下ノ沢に行ってしまうことが有るので注意する様に、アドバイスを受けており、過去に山スキ−2回、沢登り2回、一般登山3回来ている山ではあるが、今までの登山はいずれも天候には恵まれていたので、今回が一番悪天候の様です。
 朝食後に桧枝岐まで行き、国道から会津駒ケ岳の登り口の林道に入ろうとすると、降雪のため通行止めとなっており、国道脇の駐車場に止め準備をしました。

 井上さんは往復とも歩きのため、下山時のスキ−のスピ−ドには着いて行けないとの事で、一人で早々と出発して行きました。私と高橋さんはスキ−板をザックに着けての歩きですので荷が重くスロ−ペ−スの歩きです。雪は林道に入ると直ぐに有り、登り口の階段の所で20センチ以上有りました。登山者が多いのでトレ−スも着いており、樹林帯では迷う事は無い状況でした。
風が強く雪が舞っているため歩きにくく、雪質は重くて潜るため下山の滑りは苦労するであろうと思いました。
 樹林帯を過ぎると、風が更に強くなり視界も悪いので、小屋までは案内のポ−ル沿いを歩き、小屋の脇を通過してから、山頂に向かうと、益々風が強くなりストックで体を支えないと転倒しそうでした。

 山頂で記念写真を撮り、滑降の準備をする時は、地吹雪の雪が顔に当たると痛い状況で、風上に顔を向けてはいられませんでした。スキ−をザックに着けての歩行は、スキ−靴では歩き難いので、登山靴で来たので、靴を履きかえて滑り出すまでには大変苦労しました。
 視界が悪くて強風中で、重い深雪のために下手くそスキ−ヤ−では、タ−ンも上手くできず滑るのは、苦労の連続で、何度も転倒してしまいバテバテの滑りで、今まで行った山スキ−の中では一番最悪のコンデションでした。
 ヘリポ−ト跡の付近まで滑り、そこから板を担いでの下りは長く、井上さんとは駒の小屋と山頂の中間の登りの時にすれ違いましたが、下山するまでに追いつく事は出来ず、駐車場で1時間位待っていた様です。

 宿泊は、キリンテのかわばたキヤンプ場にしました、敷地内には残雪も有り湿っていましたが、空いている場所の好きな所にテントを設営でき、車もテントサイトまで乗り入れOKです。
 料金は車1台500円と1人500円の3人合計2000円で宿泊でき、法人の入浴券を貸してくれたので、この日の入浴料金はただで、翌日の入浴券も1人300円で購入でき、場内のトイレはウオシュレット付で清潔でした。

29日
 朝は敷地も凍っており寒かったですが、その分ジメジメしていないのでテントの撤収も楽でした。
管理人から昨日聞いた情報ですと、御池までの道路は完全に除雪が終わっていないので七入から通行止になっているが、馬柵を退けていけば自己責任で入れるとの事で有りました。
 七入に行くと情報通り通行止となっていましたが、馬柵は前に入った者により退けられていたので、そのまま侵入すると、凍結した所も有りましたが、ノ−マルタイヤでも滑らずに御池まで行けました。
 御池の駐車場は無料開放されており、すでに20台位駐車しており、今日は昨日の疲れが残っているので、スキ−では無く、ツボ足で歩くこととして歩き出します。
 会津駒ケ岳よりも雪が深く入山者も少ないために、所々で潜ってしまい、天候は快晴で気持ち的には良いのですが、快適な歩きとはなりませんでした。
 燧ケ岳の山頂が見える熊沢田代手前のピークまで行き、ここから山頂まで行くのもかなりの時間と労力を要するので中止として、お茶を飲み休息してから反転としました。
途中の沼沢田代の所で休息していた茨城の登山者と話をしていると、話が弾んでしまい蕎麦掻まで御馳走になってしまいました。
 残念なのは、歩行中にポケットに入れた地図やメモとコンパスを不注意で落としてしまった事です。


28日
国道脇駐車場          7:20
登山口階段           7:55
休息           8:25〜8:35
〃           10:10〜10:25 
駒ケ岳山頂     12:20〜12:50
休息         14:30〜14:40
国道脇駐車場         15:40
29日
メモと磁石等を落としたので、時間は不明
御池               8:00頃
熊沢田代手前のピーク   10:00頃
御池              12:00頃