平成25年 山行記録

刈田岳(蔵王)

 日 程  : 平成25年3月29日〜31日
 パーティ : 
佐藤、高橋(忠)、宮崎


 

29日
 小見川役場、20時集合で、白石IC を0時30分頃に通過し、後烏帽子スキ−場の手前の川の脇にある公衆トイレの駐車場にてテン泊する。
 テントを設営しシュラフとマットを車内から出そうと探すが無い、自宅に置いて来てしまった様である。自分の車で来たので、小見川で荷物の積み替えをしないため、まったく気が付かず大ミスです。
2人のシュラフカバ−を借り、持参したダウンや雪山用ウエア−を着こみテント内で寝るが、地面からの寒さが段々と背中に伝わり、朝方は良く眠れませんでした。

30日
 朝食後に、すみかわスノーパ−クに移動し、スキ−場内の雪の状況を見ると、リフト乗り場付近は雪が無く、地面が見える所も有りました。
 風が少し有り寒いので、合羽ではなく冬用ウエア−を着て、冬の装備での出発です。
 9時のリフト運行開始と共に、山スキ−ヤ−、ボ−ダ−、登山者等が次々とリフトに乗って行きます。リフトを3本乗り継いでゲレンデトップまで行き、シ−ルを着装して歩き出しです。
 ルートには、昨年と同じ様に竹竿が刺して有り、視界が良ければ迷う事は無いですが、吹雪で視界が悪いと、尾根が広いので迷いやすい場所です。
 休息を1回、昨年と同じ場所付近の風を避けられる所で取り、エコ−ラインを横断し登って行くと、昨年は、アイスバ−ンになっており、途中からスキ−用アイゼンを着けなければ、登れなかった所も、今年は雪の状態が良く、シ−ルが良く効いて滑らずに登れました。
昨年は雪が多いために、避難小屋手前の急登の尾根は、積雪でやせ尾根となっており、途中でスキ板をデポしてツボ足で山頂まで行きましたが、積雪が少ないので尾根も広くなり、板を履いたままで、不安無く避難小屋まで到着。
 避難小屋付近は岩が露出している所も有り、昨年は雪で埋まっていた避難小屋が遠くからでも確認できました。
板をデポして、刈田岳神社に行き記念写真を撮りましたが、積雪は昨年と比較すると、1m位少ない様でした。その後、避難小屋まで戻り石油スト−ブの有る小屋内で休憩。
 シールを剥がし滑り出すと、初めはガリガリのアイスバ−ンの急下降、エッジも良く効かないため緊張の滑り。
エコ−ラインを越えると、雪質も良くなり快適に滑れましたが、ル−トが短いため、直ぐにゲレンデに到着です。
 リフト券が各自1回分有る為、1回リフトを使ってトップまで戻り、ゲレンデ内を滑り駐車場まで戻り、山スキ−は終了です。
 遠刈田温泉の共同浴場で入浴し、昨日と同じ場所にてテン泊です、テント泊では寒かったので、今日は、車中泊にしましたが、こちらの方が寝ていても、背中の寒さは少なかったです。

31日
 朝の天気予報では、午前中の降水確率80パ−セントと高めで、7時を過ぎでも、後烏帽子岳などの山々に雲は無く、天候はもちそうな雰囲気ですが、8時前頃から雪となったので、後烏帽子岳の登頂は中止とし、山寺参拝に変更しました。

シュラフについて
 車に積むのを忘れたかと思っていましたが、自宅に帰り確認すると、押し入れに置いたままでした。準備する時に装備品のリストで確認をしなかった為のミスです、雪山のテン泊で無くて良かったです。

コースタイム
30日
すみかわスノ−パ−ク、リフト最上部発     9:40
休息                    10:25〜10:40
山頂避難小屋着                  11:30
   〃  発                     12:40
すみかわスノ−パ−ク、リフト最上部着     13:00