平成25年 山行記録

天狗岳・蓼科山

 日 程  : 平成25年3月25日〜27日
 パーティ : 
宮崎、高橋(忠)、井上、清水


 

 

一年ぶりの山行で雪山、かなり不安ではあるが迷惑かけずに登りきりたい。今回、初めて八ヶ岳に登る。入会時、富士山が見られる山に行きたいと思っていたので、今回果たせるか楽しみだ。

 20:00 小見川を出発。途中、雨に降られ明日の天気が気になる。23:30 八ヶ岳PAに到着、テントを張り早々と就寝。
翌日、雨も上がりすっきりと晴れてくれた。渋の湯登山口から天狗岳を目指す。
 8:15 出だしからアイゼン・ピッケルを装備し出発。トレースのしっかり付いた樹林帯を進む。天候が良いせいか、みな『暑い』と言って薄着で登り始める。
 10:00 黒百合ヒュッテ たくさんのテントに高校生、どうやら合宿のようだ。雪洞掘りや、そり遊びで楽しそう。少しの休憩後、テント脇をすり抜け東天狗へ向かう。木々も少なく眺望のよい道を進む。斜面も急になり、踏ん張りどころだ。
 11:40 東天狗 岩峰の頂に立つとアルプスの山々がさえぎる物なく見渡せるが、西天狗への道がきつそうだ。
 12:30 西天狗 ここでの景色も最高、でも富士山は見えない。ふと東天狗を見るとアリのような人だかり、合宿組が登ってきたようだ。景色に満足したので下山する。合宿組がザイルでつなぎ列になって登ってくる。宮崎さんにピッケルの使い方を教わりながら急斜面を下る。
 13:35 黒百合ヒュッテ 少し遅い昼食のあと下山する。最後尾を歩くがみんな早くて全然追いつけない。ベテランはみな下りが早くてうまい。
 15:20 無事下山。アイゼンを外すと片足側のボルトが無くなっていて、付けられなくなっていた。幸いにして高橋さんが針金を持っていて、宮崎さんに応急処置してもらう、感謝々々。蓼科温泉共同浴場でアカを落とし、明日の登り口『女神茶屋』でテン泊となる。高橋さんが高級なお酒を持ってきてくれたので飲みすぎてしまった・・・

 翌日7:50 蓼科山へ登り始める。少し曇っているがまずまずの天候だ。今回は最初から急な斜面がつづく。樹林帯の中、景色はあまり見えない。応急処置後のアイゼンは良好だ。黙々と登っている途中、山頂まで250m付近だと高橋さんが教えてくれた。ついでに50m単位のカウントダウンをお願いする。樹林帯が消え、残りわずかで岩場となり、アイゼンを外す。
 11:30 山頂。こんなに広い山頂は初めてだ。景色は良いが風が強い。小屋の影でアイゼンを着け下山。高橋さんを先頭に高速で下って行く。途中で急な岩場になるのが怖いと思っていたが、その矢先、前のめりに転んでしまった。右ひざをしたたかに打ったが大丈夫そうだ。内またの癖が出てアイゼンどうしをひっかけてしまった。みんなに気づかわれ13:15下山。高橋さんに湿布等をもらい、またまた感謝。昨日と同じ温泉に浸かり帰途に着く。
 行き帰りの車内では井上さんが釣りにはまっていて、山より海の話題がほとんどでした。
 みなさん疲れも見せず余裕たっぷりでした。とくに井上さんは男勝り・・・完敗です。

PS 帰りの高速で山頂では見られなかった雄大な富士山が顔を見せてくれた。満足(^o^)