平成24年 山行記録

夏山合宿 森吉山

 日 程  : 平成24年8月2日〜5日
 パーティ : 
遠藤、佐藤、酒見、井上、高橋()、永井、内田、水野  
(記録:永井)


 

 

今東北道をひた走り、車2台で、暑くて長い旅が始まる。錦秋湖SAでテントを張って仮眠。翌朝やっと目的地、野外活動センターオートキャンプ場(無料)に着く。広くて立派な施設である。

  8月3日   森吉山登山組  水野、高橋(忠)、酒見、井上、永井
          渓流釣り組   遠藤、佐藤、内田

 森吉山に登る班と、渓流釣りを楽しむ班に別れて行動する。ヒバクラ登山口でアクシデント。渓流班との連絡に使う無線機が行方不明。途中、センターの水場に落したのでは?と、水野さん、高橋さんが探しに戻る。その間、登山口の周りを探すと、標識の前でみつかる。よかったー。

 いよいよ登山開始。陽射しがすでに強烈。大汗をかきながら、杉とブナの林の中を抜け、明るい湿原に出る。涼しい風と日蔭がほしい。きれいに敷かれた木道とお花畑で、ほんの少しだけ暑さを忘れる。ヒバクラ岳との分岐を右に山人平に向かう。
  イワカガミ、チングルマ(穂)の群落。キスゲも所々に見られる。湿地帯を抜けると、ゴロゴロした浮石の多い急な登りに入ったが、寝不足と暑さがこたえたのか足が前に出ない。明日は内田さんと、また登るので頂上を諦めて、ここで皆んなを待つことにする。この頃から沢に釣りに行った人らの、釣りの成果が気になる。今晩はイワナが釣れるものとして、食糧計画をたてているらしい。

  16時下山。一日の行程を終わらせ、センターのテント場に戻る。 遠藤さんが得意気に大きなイワナを見せに来た。この顔はだいぶ成果があったようだ。 夕飯を待てずに冷たいビールを飲みほし、一息つく。
 イワナの刺身、唐揚げ、盛り沢山の料理が食卓に並び、ビール、日本酒、ウイスキー、ワイン、焼酎で乾杯。快い疲れを感じながら飲んで、食べて、楽しく語り合い、一日を終えました。

 8月4日  沢(桃洞沢-赤木沢)組  水野、佐藤、遠藤、高橋、酒見、井上
        森吉山登山組      内田、永井

 内田さんと二人で、昨日と同じ森吉山ヒバクラ登山口から入る。今日も猛暑は変わらない。のんびり写真を撮りながら登り、山人平でもゆっくりできた。 湿地帯の木道が終わり、昨日、登りを諦めた急なところも、きつかったが登りきって、 森吉山(1454m)頂上。
 スキー場の方のリフトを使って、多くの登山者が登って来る。 周囲の景色をカメラに納めて下山。この頃から沢との通信を試みたが通じず、皆んなの無事が気にかかる。内田さんの鈴の音を聞きながら、一日の行程を終える。 早速、沢から戻って釣りをしている皆んなを迎えに行く。新会員の井上さんが大物を上げていた。昨日程の成果は無かったようだ。全員無事にテント場に戻る。
 お疲れ様。 今晩もイワナが食べられそうだ。昨晩と同様、豪華版の食卓を囲み、沢での出来事、釣り談義、新会員の酒見さん、井上さんの合宿の感想など、夜の更けるのを忘れる。 楽しい夏山でした。
 8月5日 温泉で疲れをとり、帰途につく。