平成22年 山行記録

スノーシュー山行(武尊岳山麓)

 日 程  : 平成22年2月19日〜2月21日
 パーティ : 宮崎 遠藤(博) 高橋 内田 水野  


 山の家の駐車場で支度をして出発する、目標地点はとりあえず何年か前に原田さん、高橋さんと武尊岳を目指して登った時の天場までとする。
 もうお馴染みとなった林道を行く、スノーシュー山行と銘打っているが、内田さん以外は山スキーである。
 雲は多いが時々日差しが出る、まあまあの天気である。林道が終わると谷状の地形の中を登るようになる。傾斜はゆるくスノーハイク気分での登りである。
 先頭を行く遠藤さんがオコジョを見つけ後続に伝える。
全員が立ち止まりオコジョの動きを見つめる。尻尾の先と目が黒いほかは真っ白で、動いていなければ見つけるのは難しいだろう。
時々立ち止まっては立ち上がって辺りを見回すしぐさがかわいい、我々の進行方向の左手の斜面から現れ、右手の斜面に消えて行った。
 私自身はオコジョを見るのは初めてだったので、思いがけぬ贈り物をもらった気分であった。

 道は急斜面になりスキーでの登高が苦しくなる。危険な所ではないので遊びながらの登りである。遠藤さんがせっかく稼いだ高度をむなしくずり滑り落ちていくのを笑いながら眺めたりしながらも、自分もシールが滑るのをストックで支えながら必死の登りで、大汗をかいてしまった。
 漸く目標地点と思われる地点へ到着、展望が開け武尊岳の一角が見える。のんびりお茶にしてくつろぐ、時々青空がのぞき日差しがさすと森が輝き、ハッとする美しい風景を見せてくれる
 後はシールをはずして思い思い楽しみながら山の家まで滑降してスキー合宿組と合流し、夜は恒例の宴会をして快適な眠りについた。

 2日目は、内田さんは写真を撮りに単独行動、高橋さんはスキー場へ出掛け、残りのメンバーで山の家の裏手にあるゴルフ場を、湯の小屋温泉方面へ向かって時間まで歩く、昨夜降った雪で化粧直しされた雪面にトレースを付けて行く。ゴルフ場なので視界が良く、快晴の天気で谷川岳から朝日岳等の山々までが.パノラマ写真の様に見渡せ、半日遊ぶには良いハイキングコースであった。
正午に山の家の駐車場で全員が合流し、帰路に着いた。