平成21年度 山行記録

志津倉岳(きのこ山行)

 日 程  : 平成21年10月31日〜11月2日
 パーティ : 高橋、佐藤、水野、遠藤(博)、内田  


 

今年も沼沢湖畔のバンガローで仮眠。

11月1日
ストーブのある暖かい部屋での朝食はやっぱりいいなぁ。
朝靄で真っ白だった沼沢湖も、出掛ける頃にはだんだん晴れてきて、今日のお天気は良さそうだ。
志津倉岳の登山口に着くと、団体のバスが来ている。こういう山にも団体が入るようになったのかと思うと、人のいない山を探すのは容易ではない。

橋を渡って「志津倉の鐘」の前を通り、大沢に沿って登山道を行くと早速、ナメタケをみつける。まだまだ小さいものだが、残しておいても誰かが・・・と、みんなでナイフで丁寧にそぎ取る。ちょっと悪いなぁーと思いながら。
ゆるく登って行くと突然、右手に雨乞岩が姿を現わす。巨大なスラブに圧倒される。
水場を右に折れると、いよいよシャクナゲ坂の急登が始まる。右手は垂直に切れ落ちた絶壁で、急峻なヤセ尾根を鎖や木の根につかまりながらよじ登る。
前を歩く遠藤さんは、時々覗き込んだりしているが、高所恐怖症の私には出来る筈もなく、絶壁側は見ないようにして必死に登る。ネットで調べたときから、ここの登りにはビビっていた。
やっと三本松に着き、休憩。 「ここからは大丈夫だよ」と言う遠藤さんの言葉にほっとする。山登りが好きで高所恐怖症はあり得ないかもしれないが・・。

三本松から先は見事なブナ林となり、やがてブナ平だ。山腹部は急峻な岩場なのに
山頂部は平坦なブナ林の大地が広がっていることが信じられない。その大地の一角にある志津倉岳頂上付近で、のんびり大休止。下りは西側の細ヒドコースをたどる。
ブナ林の急坂だが素晴らしい紅葉に目を奪われる。ときどき吹く風に色づいた葉が、
はらはらと散り、ふぁーっと風に舞う。みんなで立ち止まって見惚れてしまった。
ただ、「きのこ山行」の収穫にしてはきのこが少し足りない。と、駐車場で袋いっぱいのきのこを持った、地元の人に会う。中を見せてもらうと「いいよ、あげるよ」と
袋ごとくれてしまった。「えっ、いいんですか?」といいながら手は袋に伸びてしまっていた。  会津の人はなんて気前がいいのだろう。

 下山後は、いつものようにいつもの“つるの湯温泉”に寄る。
バンガローの分厚いテーブルを囲み、今年もきのこ三昧を楽しむ。
料理の支度をしている間に、管理人さん達と話をしていた遠藤さんが、なんと大きなヒメマスを人数分買ってきてしまった。「料理、いっぱいあるのにどうするの」と、みんなからひんしゅくをかっていたが、遠藤さんが飲む傍ら、じっくり塩焼きにしたヒメマスのおいしさに驚き。今度来たらまた、買おう、ってことになってしまった。

 
11月2日
帰る途中、駒止湿原に行ってみる。この時季は何もなく、枯野原の木道をのんびり歩く。もう少し早かったら湿原の周りのブナの黄葉がきれいだったことだろう。