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平成21年度 山行記録 | ||
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早池峰山と姫神山 |
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日 程 : 平成21年7月11日〜7月12日 |
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もう10数年も前になるだろうか、まだ河原坊まで車が自由に入れる頃に行ったことがあった。その時は上空を小さな低気圧が通過し、嵐の状況であったため諦めて別の山に向かった。
今回は東北にあった梅雨前線が南下し、晴の予報が出たのと、今が旬のハヤチネウスユキソウを見に向かった。 夜10時過ぎに自宅を出発し、紫波ICを下りて峠を越え、岳集落に向かう。(今は396号で大迫町に入り、そこから岳に向かう道路標識であった。)岳駐車場には6時過ぎに到着。駐車場は半分程度の混み具合。シャトルバスが6時半に出るとのこと。急いで用意してバスに乗り込む。河原坊に着くと携帯トイレを販売している。監視員さんと雑談、大迫町の山岳会員らしい、地元の山岳会員がボランテァで山を護っている、来週は町民を連れて尾瀬に入ると話していた。 河原坊からの正面コースはコメツガモリ沢に沿ってダケカンバやオオシラビソの林を登る。沢を徒渉すると大きな樹木が少なくなり、道をはずさないように、登山道の両側にロープが張られている。山頂の稜線付近が見えてくる頃になるとミヤマオダマキ、ナンブトラノオ、ミヤマシオガマ、ミヤマアズマギク等が見られるようになる。ハヤチネウスユキソウはそこらここらに咲いている(思っていたより多い)。
傾斜がきつくなり、目の前に巨岩が聳え立つ。振り返るとかなり下まで見渡せ登山者の動きが良く判る。飛行中の天狗が頭を打ったという”打石”あたりが最もきつい傾斜の岩稜帯であった。 やがて傾斜が緩くなり回り込むと山頂に着いた。早池峰神社の奥宮があり、多数の剣が飾られている。避難小屋もすくそばにあり、「宿泊は出来ません」と書かれていた。あくまでも緊急用であるとのことらしい。 遠く秋田、山形の山々や北上山地の全ての峰々を見渡せるらしいが、遠望はきかなかった。 休憩後、小田越コースを下りることにした。避難小屋周辺のお花畑はチングルマ、イワカガミ、ショウジョウバカマが咲いている。山頂から稜線を中岳方面に少し下った所に咲くハヤチネウスユキソウは花が大きいらしい。
小屋前から岩場を下るとオオシラビソの疎林の平坦なコースになり、木道が現れる。この木道は細く溝が切り込まれて、滑らずに快適である。 岩場を下り、鉄ハシゴのある急斜面の岩壁を下る頃には、登りの登山者が増え、渋滞が始まった。 「お金蔵」と呼ばれる四角岩で休憩をとる。薬師岳が大きく見える。展望のよい岩場を下り、樹林帯に入ると木道となり、小田越に着いた。振り返って山頂を望むと山頂部分はガスに被われていた。小田越からシャトルバスに乗り駐車場に戻った。 大迫町の「ぶどうの湯」で汗を流し、山岳博物館を見学後に国道4号線で北上し”渋民”入る。石川啄木記念館を見学、ここから見える姫神山を眺めた。啄木はこの山を見て育ったという。
姫神山の「一本杉登山口」駐車場に入ったのはまだ明るい内であった。ここはキャンプ場、立派なトイレを兼ね備えた広い駐車場である。 翌日、寝過ごして出発が6時近くになってしまった。上空の雲は足早に動いており、正面に見えるはずの岩手山はガスの中である。 登山道は松林から杉林となり、植林された杉林が続くと樹齢二百数十年と云われる一本の杉の古木が現れた。三人の女性が手を回してやっとの太さである。登山口の名称もここからきているらしい。
雑木林の登山道は急であるが階段状に整備されている。ここは“ざんげ坂”と呼ばれる斜面、懺悔する気持ちで高度を上げていく。標高730mの平坦な尾根に着くと5合目と表示された休憩地に着いた。道標が各合目毎にあり、家族連れなどの人気の山らしい。樹高も低くなり、緩やかな尾根とササの低木帯を抜けると露岩帯に入る。これを越えると姫神山山頂に着いた。 360度の展望がえられる花崗岩の一等三角点。大パノラマを期待したが曇り空とガス……。風があったので、天候の回復を待ったが無理そうである。諦めて下山した。梅雨時に前線が南下しているとは云え、晴を期待するのは無理であった。 東北道沿いにある盛岡市の施設“ユートランド姫神”で入浴後に帰銚した。
コースタイム 7/10 銚子 22:20〜
7/11
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6:10岳駐車場6:30
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シャトルバス
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河原坊登山口7:00
7/12 一本杉登山口5:45
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6:20五合目
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6:50八合目
〜7:20山頂
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8:45一本杉登山口 |
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