平成21年度 山行記録

大山・大台ヶ原・大峰山・八経山

 日 程  : 平成21年4月28日〜5月3日
 パーティ : 
遠藤()、他1名  


 比較的自由になった友達を誘って、高速料金の値下げに併せて、百名山の最も西に残った伯耆大山と吉野方面に登山と観光を兼ねて出かける。高速料金が安くなる12時頃厚木に入る様に10時に出かける。寝て休める様にベットも作り、2時間交代を目安に東名を走る。トラックが多く、大型トラックに挟まれると恐怖を感じる。途中のパーキングは値下げの影響で人が多く、駐車する場所が無い。途中、琵琶湖付近の夜景が綺麗で印象に残った。
 

先ずは日本三景の天の橋立に朝早く着き、駐車場周囲を散策。散歩中の人に景観の良い場所を尋ね、対岸の傘松公園に移動。始発のロープウェイで展望台に上り、股のぞき台から天の橋立を覗くと、別世界に通じる海の中の道筋の様で幻想的に見える。 下りは運動不足解消から歩く。

日本三景から大山に向かう予定でカーナビをセットし、友人に運転を任せて眠る。目を覚ますと奈良を走っている。カーナビの登録した場所を間違えた様で、急遽目的地を大峰山に変更し、洞川温泉登山口に午後1時頃到着。
 

神仏信仰の山らしく供養塔だらけ。登る準備をしているとヘッドランプが無い。時間的に8時間のコースタイムの所を午後1時半に出かけるので不安だが、荷が少ない分時間を短縮出来ると判断して清浄大橋を渡り、コンコンと流れ出る冷水で喉をうるおし、水も補給し出かける。

鳥居をくぐる時、横に女人禁制の立て札があった。杉木立の薄暗い中をジグザグに登ると途中に何件もの茶屋が建っているが、時間的なものか全て戸閉状態。しばらくして木製階段に突き当たると、使用禁止になっている。怖いもの見たさから階段を登ると木が朽ちて危険な所もあるが、どうにか岩場の稜線に出る事が出来た。

信仰の山らしく鐘掛岩には祠等が祀られている。信者の修行する西ノ覗岩では、覗きを体験したいがザイルが無いので諦める。大きな宿坊が数棟建っている間を過ぎると大峰山寺の大きな建物があり、閉められているが正面には奉納した品が並んでいる。

高台に行く登山道を探していると、世界遺産吉野古道の案内があり、ここが八経山縦走路の起点である。山上ケ岳頂上はなだらかで、木の板に書かれた立て札がある。写真も撮る気にならない。
 時間が無いので下山は休憩なしで、足元が明るい内に駐車場に帰って来た。運良く洞川温泉で日帰り温泉に入ることが出来て、後は寝る場所を捜しながら走っていると、 公衆便所と休憩用東屋があり、時間も遅いので人もこないと判断しここを利用させてもらう。天の橋立で買った名物のさばを肴に夕食にしたが、塩が効き過ぎで土産として喜ばれそうに無い。

30日
 起きて朝食の準備をしていると人の気配がする。庇で一人寝ていた様で、昨夜遅くまで騒いで居た事を謝罪しようとしていると既に居なかった。八経山に向かって近道の川迫川渓谷に進むと、舗装されているが道幅が狭く、対向車あったら大変。幸い早朝でどうにか行者還トンネル西口登山口に着く。既に車は満車状態だったが、スぺースを見つけて駐車。水の確保がなくトンネルの排水で水を補給し、沢沿いの登山道を少し行くと急登となる。昨日の疲れか思うように進まない。
 数人の人に追い越される。奥駈道出会からなだらかな尾根を進む。途中の草花はまだ芽が出たばかりで、花は見ることが出来ない。最後の急登を過ぎると所々に残雪があり、弥山小屋の前で一息入れて八経山に向かう。所々に残雪があって登山道は滑りやすい。突然ゲートが二重に有り、草木を鹿の被害から守るためにしても大変な工事である。
 頂上は潅木の間の岩場で、大勢休憩している。我々も昼食をとる。ここから更に大峰奥駈道は続くが先に行く人は無い。新しく建てられた弥山神社に参拝し、同じ登山道を下山した。

行者還トンネルを抜けて大台ケ原に向かい、スタンドを探すが見つからない。道の駅吉野路上北山の近くに有るとの情報から、大台ケ原とは反対方向に進み、スタンドを見つけるが道の駅が見当らない。聞くと、ビルの一角を使用した案内所の様な所である。川を挟んだ反対側に日帰り温泉が有ることを確認して、大台ケ原に向かうと道路工事をしており思うように進めない。到着した駐車場は大きく売店もあるが、時間的に車が少ない。

登山道の近くに車を止めて、平らな道を急いで進み、頂上が見えるようになると階段の急登となり大台ケ原頂上に着く。木で作られた大きな展望台があり、夕闇のなかで周囲の山々が墨絵の様。時間がないので記念写真を早々に下山する。温泉に閉まる30分前に着き汗を流すことが出来た。軽い夕食をして道の駅駐車場で仮眠。何台も同じように車で寝ている。

5月1日
 1時頃目が覚め、最終目的の大山に向かう。奈良から高速に乗り、中国自動車道から米子自動車道に入る。明るくなり溝口インターで降りると、前方に円錐形の伯耆富士といわれる大山が、その名に相応しい秀麗な山容で段々近づいてくる。大山寺登山口に着く途中から見た山とは対照的に、幅広い岩山の荒々しさと残雪、これが大山という山容をしている。駐車場には既に車が20台程度とまっている。一番奥に止めて休憩用テーブルで、朝食をとり昼の準備もする。剣が峰の登山道にある避難小屋が手に取る様に見える。

雪の大山を想像し、避難小屋泊でスノーシユーとアイゼンを持ってきたが、登る人が日帰りの様な軽装で登っていくので、我々も荷を軽くし夏山登山道を登り始める。中学生が集団登山で後からゆっくり登ってくる。途中、二ケ所雪渓があったが木道もしっかり整備されている。

宿泊予定であった避難小屋を覗くと大勢の登山者が昼食中。剣ケ峰へは行けない様にロープが張つてあるが、行けない様な場所でない。学生を案内してきた山岳ガイドらしき人に友達が聞くと、時間的に余裕がなければ事故に繋がるという。 

弥山頂上は学生が大勢休憩していてゆっくり出来ない。記念写真を撮り、石室と伽羅木の群落を見て下山。
 

目的の登山が終わったので出雲大社に向かい、松江の宍道湖湖畔に有った療養施設三階で宍道湖の景色を見ながらのんびりと入浴する。シャンプーと石鹸を他の入浴客から借用し、今まで汚れを落とした。

久しぶりに入った近くのスーパーでこれからの食料を買い足し、今夜の宿泊場所を捜す。道の駅があったのでお土産を買い、早すぎるので他のを探している内に出雲大社に着いてしまった。 
 大駐車場近くに食堂にがあり、久しぶりに贅沢をしょうと入ると大賑わい。海が近いので魚が新鮮だ。二人で飲み食いして、天麩羅は食べられず持ち帰った。休憩用の東屋と全て揃った所に寝る。
 

翌朝、人が来ない内に朝食。朝から持ち帰った天麩羅で出雲そばを味わい、駐車場から移動する。さすが出雲大社、朝早くから参拝客が多く、境内の木々にも歴史を感じる。本殿は大改築で屋根から覆われ全容が見えない。前に仮本殿が作られているが、仮とは思えない荘厳な建物である。子供の頃聴いた昔話しに出てくる人物や動物が至る所に祭られて興味は尽きないが、先をいそぐ。

鳥取砂丘に向かう途中、境港で水木しげるロードに立ち寄り、ゲゲゲの鬼太郎等のブロンズ像を見る。さすがに子供たちが多く、孫達を連れてくれば喜ばれただろう。砂丘に行く途中、大渋滞があり一時間半かかってようやく中に入る。初めて目にする砂丘は広く、裸足で歩くと気持ちが良い。ちょうど開催していた世界砂像フェスティバルを見て、世界の彫刻家が作った砂像に作者の思いが伝わってくる。

 帰路は岩井温泉で汗を流し、道の駅で買った新鮮な魚で夕食をとる。温泉が出ている洗い場で食器を綺麗にして休む。目が覚めたら走り出し、国道9号を京都に向かい、明け方京都に着く。京都見物も考え協議したが、時間がかかりすぎるので帰る事に決定、京都東から高速で帰宅した。

コースタイム
○大峰山
  洞川温泉登山口13:40 〜 一松茶屋14:20 〜西覗岩15:40 〜 

山上ケ岳16:40 〜 登山口18:40
○八経山
  行者還西口トンネル7:45 〜 弁天の森9:15 〜弥山小屋10:45

八経山頂上11:15 〜 弥山12:5 〜 登山口14:53
○大台ケ原
  登山口16:30 〜 頂上17:5 〜 登山口17:40:
○大山
  登山口8:55 〜 大山頂上着11:10  11:30 〜 登山口着
13:30