![]() |
![]() |
平成21年度 山行記録 | ||
![]() |
残雪の安達太良山 |
![]() |
日 程 : 平成21年5月3日〜5月4日 |
||
5月3日夕方、部活帰りの子供たちを乗せて出発。連休で混み合う常磐〜東北道を突っ走り、夜中に安達太良山登山口の大駐車場に到着。車は10台ほどしか停まっていなくて大型連休中とは思えない。駐車場の片隅にテントを張って就寝。 翌朝、テントから出るとまずまずの天気だ。薄曇りだけど視界は良く、残雪をかぶった安達太良山方面がよく見える。駐車場も車が増え、あちこちで登山準備をする人たちで賑わってきた。自分たちも支度を整えていると、登る自信がないと言い出すひとがいる。山を目の前にしてびびったようだ。困ったもんだが、山の基本は弱いひとに合わせなければいけないので、しぶしぶロープウェイを使うことにした。子供たちは不満そうだが仕方ない。
さて、問題はロープウェイの運行開始が午前8時半でだいぶ時間があることだ。地図を見ると近くにあだたら渓谷遊歩道というのがあるので、準備運動と観光を兼ねて行ってみる。きれいな滝が連なる渓流沿いに歩きやすい木道が敷かれ、期待以上の渓谷美を楽しみ、一時間ほどかかって戻ってくるとちょうどいい時間となる。 乗り場には10数人ほど並んでいたが、次々と来るゴンドラに乗り込み、スキー場を眼下に上ってゆく。山桜やコブシの花、カラマツの芽吹きなどがきれいだ。ゴンドラ山頂駅に着くと一般客用に長靴を貸し出している。そんなに雪があるのかと思いながら駅を出ると、確かに一面雪景色だ。子供たちは大喜びで歩き出す。 シャクナゲ林の中、残雪からところどころ露出している木道を頼りに進んでゆく。家族連れではやはりペースはあがらず、後からくる登山者たちに次々と追い抜かれる。さらに子供たちはよく立ち止まっては雪で遊んでしまうから、この調子ではかなり時間がかかるかなと覚悟する。
1時間ちょっと歩くと見晴らしも良くなり、眼前に安達太良山が優雅に姿を現す。潅木帯を抜けるとやや急斜面となり、岩がごろごろしている中の登りだが雪がないのでかえって歩きやすい。足元に雪がなくなってからぐいぐいペースがあがり、じきにドーム状の頂上が見えてきた。頂上付近にはかなり人が見える。ロープウェイ利用ではなく早朝から歩いて登ってきた人たちだろう。 頂上に着いてザックを下ろしゆっくり休憩をとる。鉄山方面に続く安達太良連峰の眺めが見事だ。薄曇りだが、磐梯山や秋元湖まで見渡せる。ここは強風でも有名なはずだが、今日は無風状態でのんびりできるので運がいい。
すぐ引き返すのはつまらないので、牛の背を進み沼の平の爆裂火口を見にいく。牛の背は誰が積んだのかケルンだらけだ。ケルンに石を足しながらのんびりと進み、稜線から沼の平をのぞきこむ。有毒ガスが湧いて立入禁止というだけにちょっと不気味な感じだ。ここからはくろがね小屋方面に下りたいところだが、来た道を引き返すしかない。ロープウェイの往復券を買ってしまったことだし。
下り始めると、次々と登ってくる人とすれ違う。ロープウェイを使う登山者がかなり多いのだろう。幼稚園か小学1、2年くらいの小さな子供を連れた家族も多い。さすがにゴールデンウィークの真っ只中だと感じるが、道をゆずってばかりでだいぶ時間がかかってしまう。残雪も朝と違ってやわらかいので、靴がもぐってびしょ濡れになりながらロープウェイ乗り場に到着し、一気に駐車場まで下って登山終了。 |
![]() |
![]() |