午後9時に自宅を出て、平湯のバスターミナルに午前1時半に着くと駐車場のゲートが閉まっていたのでその場で仮眠。2時半にゲートが開くと、畳平行き3時10分発の連絡が来たが見送り。午前6時半のバスに乗ると、明るくなりかけた空に青空も見えるので好天を期待したが、畳平に着くとガスで何も見えない。寒さとガスから誰も建物の外に出る人がいない。約1時間様子を見たが諦めて、黒部五郎岳に向かうことにする。
午後1時に飛越新道登山口に到着。登山道は刈払いされていて比較的登り易い。神岡新道との分岐に来ると、神岡新道は余り手入れされていない。久しぶりの避難小屋泊なので最低限の荷物(13s)にしたが、やはり重い。寺地山を過ぎて少し登り返すと道標があり、すぐ下に赤い三角屋根の小屋がある。
高床式で6畳くらいの広さで、両側の出入り口を開けると涼しい風が入ってくる。トイレも有り高床の下は2人くらいは寝られるように作られている。水はパイプで引いてチョロチョロ出ているのをドラム缶で受けている。昨夜あまり寝ていないので、簡単に食事しシュラフに入る。
二日目
外に出ると満天の星空。小屋に荷物を置き、明るくなってから小屋を出る。登山道に木道が作られているが杭があまり入ってなく、せっかく作った木道が崩れている。
登るにつれて展望が開け、乗鞍岳、御岳山等が朝日に照らされて段々と輝いてくる。 太郎平からの稜線に着くと、薬師岳、水晶岳等アルプスの山と雲の平が手に取るように見える。登山客も多くなった。
去年、中俣乗越から見た黒部五郎岳までの稜線はなだらかに見えたが、来てみると何度も上り下りが有り思った以上に大変だ。黒部五郎カールの肩に着くとカールの中に黒部五郎小屋が小さく見える。ザックをここに置いて登る人が殆どだが、我々はお昼を早めに頂上でする為にそのまま登る。
頂上に着き、周囲の景色を写真撮影していると段々人が多くなり、ゆっくり食事もしていられない。下山を始めて赤木岳に着く頃はガスが出始めて、頂上は見えなくなった。タイミング良く登れたものである。
避難小屋に予定どおり着いたので日没前に車まで帰れると判断、肉とビールの有る車両まで下山し思う存分飲む事にして、長い神岡新道を下山する。この登山道は、利用する人が少ないようで、二日間で会う人も無く、二人くらい登った足跡があった程度である。暗くなる直前に駐車場に着き、二日間の汗を流す為に水を探すとU字溝にトンネルから出る綺麗な水を発見。温泉の代わりに冷たい水で体を綺麗にしてから宴会開始である。明日単独で登ると言う人が様子を聞きに来て話が盛り上がり、後片付けも友達に任せ車で寝て、朝帰宅した。
コースタイム
1日目 飛越新道登山口13:00 → 北俣避難小屋16:40
2日目 北俣避難小屋5:10 → 分岐7:00 → 黒部五郎山頂10:10 →
避難小屋15:30 → 駐車場18:20
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