平成21年度 山行記録

三本槍岳

 日 程  : 平成21年2月10日〜2月11日
 パーティ : 原田  


 2月10日が休みになったので、急遽スキーで行ける、冬山の雰囲気が楽しめそうなところを探してみた。またも福島方面にする。2月9日鹿嶋発。甲子トンネルを抜け、下郷町 内の公園で仮眠。翌朝、野際新田の除雪終点付近に車を置き出発。積雪は70cmぐらいだが最近あまり降ってないようだ。天気は曇りだが視界はよく暖かい。久しぶりなので重荷は応える。ラッセルは無いが雪は表面が堅くすべるのも疲れそうだ。ずっと林道を歩き、標高1300mぐらいの沢で水が取れそうだったので、まだ早い時間だったが橋の脇にテン張ることにした。
 

到着が早かったので、翌日早出しようと19時前には就寝し、翌日2時頃起きて4時前に出発した。晴れて月が出ていたため、行動に全く支障はない。むしろ行動には最適の気温・天候だ。トラバースする林道から離れ、斜面を登る。斜登高とキックターンを交え台地上に出る。雪の状態によっては稜線より西側の尾根を登ってから須立山へと続く稜線にトラバースすることも考えていたが、成り行きでその尾根を越え下部をトラバース気味に上って行った。雪に埋もれた鏡ヶ沼を左下に見下ろしながら稜線を目指す。月が山の端に近づく。段々と明るくなってきた。稜線に近づくにつれ雪が堅くなってきた。稜線までまだ距離があると思われたが、スキーを外した。そのままツボ足で進んだら30mほどで稜線に出た。東の空はかなり明るくなってきた。雪面は堅かったが所々這い松の周辺で穴が開いていたので落ちないように注意して進んだ。あっけなく頂上に達した。
 

少し風と上空の雲はあったが、四方八方展望は良い。充分頂上にいたと思い、また東の山稜の上に雲が少し見え、はっきりご来光が見えないかも知れないので、待たずに降りはじめた。200mほど降りると太陽が顔を見せ始め、すっきりとした日の出が見られた。
 

スキーを履いて登りのトレース上を下っていく。鏡ヶ池上部のトラバースが終わり斜面の下りにかかるが、ブッシュの薄いところを行くしかなく、林道に出るまで登りより左側を進んだ。雪はあまり軽くなかったが、急斜面は快適だった。しばらく下ると傾斜がずいぶんと急になってきた。大峠への林道を横切ったのを確認できなかったので、トラバース気味にもう少し下ったら傾斜があまりにも変なので、しょうがなくシールをつけ北向きに小沢を越えながら登ると5分ほどで昨日通った林道に出た。100mほどでテン場だった。早々にテントを撤収して下山を開始した。
 

コースタイム

 2/10   野際新田(8:30)−大峠林道1300m地点の橋(12:20)

 2/11 テン場(3:50)−鏡が沼南東の稜線1650m付近(8:55)−

三本槍岳(6:20)−テン場(7:40)−野際新田(9:45)