平成24年 山行記録

スキー合宿(須原尾根・山スキー)

 日 程  : 平成24年2月17日〜19日               (記録:水野)
 パーティ : 
原田、遠藤、宮崎、高橋()、高橋()、内田、水野  スキー合宿組: 関、永井、小林、佐藤 


 

今回は原田さん、宮崎さんと強力なメンバーが参加できると言うことで、以前から歩いてみたかった須原尾根に行くことにした。須原尾根は湯の小屋温泉付近から始まり宝台樹尾根と合流して沖武尊へ向かって伸びている。山の家の裏の枝尾根から登り、奈倉沢からの登山道と合流する辺りまで歩き、奈倉沢を滑り降りる計画である。

  例年通り、沼田の道の駅で仮眠をとり、宝台樹の山の家を目指す、山の家の駐車場に車を置かせてもらい、山支度をする、いつもお世話になる関さんのお母さんにお茶をごちそうになり、小雪の中を山の家の裏手から歩き始める。須原尾根への登りだし付近で、下で遊ぶという内田さんと別れる。尾根に出るまではカラマツ林の斜面をひたすら登る、原田さんがトップでラッセルと無理のないルートを刻んでくれるので、トレースされた道を只ついていくだけでよいのだが中々ついていけない。原田さんは立ち止まって皆が追い付いてくるのを待っている時間が長くなり、申し訳ないが体力差はどうしようもない。気温はかなり低いようで,風が当たる方の顔が痛くなってくる。皆の顔もかなり赤くなっていた。

 ようやく傾斜が緩んでくると針葉樹林から雑木林に変わり、見通しの良いブナ林へと変わっていく、雪は更に深くなってくる。1382mピーク手前で休憩する。  天気は相変わらず雪模様であるが、ルートを確認できる程度の視界はあり問題ない。登りのタイムリミットは14:00と思っていたが、少し前に奈倉ノオキ(1635m)のピークを巻いて通過し、奈倉沢からのルートと合流する地点に到着した。

 ここでシールを外し、奈倉沢に向かって滑り込む、深い雪で転倒すると起き上がるのは大変である。気温が低い分、雪質はよくふわふわの新雪を殆ど直滑降で楽しむ。心配していた忠さんは、宮崎さんと十分滑り込んだ成果がでて安心して見ていられる滑りであった。このコースを滑るのは3回目だが、今回が一番山スキーを楽しめたと思う。林道に出てからもスキーがよく滑り、山の家まで一気に滑りこむ。山の家で内田さんと合流し、今夜の宿へ向かう。宿でスキー合宿の人達と合流し、夜は親睦会となる。宿は明日スキー大会があるとの事で、小中学生で賑わっていた。

 翌日は、まだ見ていない忠さんの為に大幽洞窟へ氷旬を見に行く事にする。原田さんと高橋さんはゲレンデへ行き、残りのメンバーで林道へ向かう。林道を散策すると言う内田さんと別れて洞窟へのルートに入る、先行者があるらしくトレースがしっかりついていた。前回同様、洞窟手前の急斜面でスキーを外す。 氷旬を見てびっくりした、以前見た時より倍以上大きい、今年の冬の寒さのせいか、時期的には前と同じなのだが、来た甲斐があった。  後は車までスキーを楽しみ、内田さんと合流、宿に戻って皆が合流し、帰途についた。